結論:
2025年11月の不労所得は 74,506.4円。
内訳は
- 投資信託の運用益:904円
- FX(スワップ+自動売買):73,602.4円
不労所得の約98.8%がFX由来という、数字は良いが構造は危険寄りの1か月だった。
この記事では、
11月の不労所得の「結果」「内訳」「問題点」「今後の方針」までを、数字ベースでまとめる。
1. 2025年11月の不労所得まとめ
1-1. 今月の不労所得 合計
2025年11月に発生した「不労所得(投資信託の運用益+FXスワップ+自動売買)」は以下の通り。
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 投資信託の運用益(評価益の増加分) | 904円 |
| 松井証券 FX スワップ | 63,708円 |
| 松井証券 FX 自動売買(値幅+スワップ) | 7,959.6円 |
| SBI FX スワップ(メキシコペソ円) | 30円 |
| SBI FX スワップ(NZドル円) | 370.8円 |
| 楽天FX スワップ | 1,534円 |
| 合計 | 74,506.4円 |
1-2. FX依存度
FX由来の金額合計:
- 63,708
- + 7,959.6
- + 30
- + 370.8
- + 1,534
= 73,602.4円
比率にすると:
- FX由来:73,602.4円(98.8%)
- 投資信託運用益:904円(1.2%)
結論:
11月の不労所得は「金額7.4万円」だが、
実態は ほぼFX一本足打法(依存度98.8%)。
2. 投資信託パート:運用益は +904円
2-1. 投信は「今の不労所得」ではなく「将来の不労所得のタネ」
11月時点での投資信託の運用益(評価額が増えた分)は +904円。
これは、
- 毎月10万円のNISA積立
- オルカン 3.5割
- S&P500 3.5割
- インド株式 1割
- 新興国株式 1割
- その他 1割
を続けている中で、11月分として増えた評価益とみなしている。
- 現金として受け取った分配金ではない
- ただし、完全放置で「資産が増えた分」=将来の不労所得の元になる部分
という意味で、不労所得日記には「投資信託の運用益」として記録しておく。
2-2. 904円の意味
904円という数字は小さいが、役割は明確。
- 今は「評価が少し増えただけ」
- 10〜20年積み上げると、
資産規模が数百万円〜数千万円になり、
年3〜4%の取り崩しで**FX不要の不労所得(毎月数万円〜10万円超)**に変換できる
11月の投信運用益904円は、
「FXに頼らない将来の不労所得の苗木が、少しだけ太った月」
と位置づける。
3. FXパート:73,602.4円の中身
3-1. 松井証券 FX スワップ:63,708円
11月の不労所得で一番大きいのが、松井証券FXのスワップ収入 63,708円。
高金利通貨が中心:
- メキシコペソ/円
- 南アフリカランド/円
- ハンガリーフォリント/円
- トルコリラ/円
などを買いで持ち、金利差でスワップを受け取っている。
ただし、このスワップには裏側がある。
- 評価損:約−496,491円
- 実効レバレッジ:約21倍
- 必要証拠金の約83%が メキシコペソ円+ランド円 に集中
「大きなスワップ = 大きなリスク込み」 の状態であることは事実として押さえておく必要がある。
3-2. 松井証券 FX 自動売買:7,959.6円
- 自動売買の確定利益:7,959.6円
- 決済損益(値幅益):7,779.1円
- スワップ:180.5円
一度設定したロジックに従って売買しているため、
「ほぼ不労に近い収入」として不労所得に含めている。
不労所得合計に占める割合:
- 7,959.6 ÷ 74,506.4 ≒ 10.7%
現状では、FXの中でも
「裁量ではなく、仕組みで増えている部分」
として、一番“自動化”のイメージに近い収入。
3-3. SBI FX・楽天FX スワップ:1,935円
- SBI メキシコペソ円:30円
- SBI NZドル円:370.8円
- 楽天FX スワップ:1,534円
合計:1,934.8円(四捨五入で1,935円)
SBIと楽天は、
- 少額ロット
- 長期放置前提
- 証券会社・通貨分散のためのサブ口座
という位置づけ。
金額は小さいが、
- 「小さなスワップの枝」をいくつか作っている状態
- 将来的には「FXの本数分散」という意味で役に立つ
4. 11月の不労所得をどう評価するか
4-1. 良かった点
- 金額ベースでは目標クリア
- 不労所得合計:74,506.4円
- 目標としている「不労所得月5万円」は金額面だけ見ると達成
- 自動売買が1万円弱まで育ってきた
- 松井FX自動売買:7,959.6円
- 完全裁量ではなく、設定ベースで稼げる部分が一定額になってきた
- NISA・投資信託の運用益が「見える化」できた
- 11月分の運用益:904円
- 「FX以外の不労所得のタネ」を、月次レベルで数字管理し始めた
4-2. 問題点・リスク
- FX依存度98.8%という構造的な偏り
- 不労所得のほぼ全てがFXから来ている
→ スワップ条件変更・急激な為替変動・ロスカットなどで、一気に崩れるリスクが高い。
- 不労所得のほぼ全てがFXから来ている
- 松井FXのリスク量が大きい
- 含み損:約−49.6万円
- 実効レバレッジ:約21倍
→ 不労所得7万円の裏に、「口座が飛んでもおかしくない水準のリスク」がある。
- 非FXの不労所得がまだ極小
- 投信運用益:904円
→ 現時点では、FXが止まった瞬間、不労所得もほぼゼロになる構造。
- 投信運用益:904円
5. 今後の対策と進め方
5-1. FXの「量」ではなく「質」を改善する
やるべきは「FXをゼロにする」ことではない。
レバレッジと通貨集中の是正で“質”を改善すること。
具体的な方針:
- 実効レバレッジの目標を
- 現状:約21倍 → 10倍以下 に下げる
- 含み損の許容ラインを
- 現状:約−49.6万円 → −20万円以内 にする
- 高金利通貨の集中を緩和
- 「メキシコペソ円をスワップのメイン」に決める
- ランド円・トルコリラ円などは数量を徐々に圧縮
- ランド円の両建て(買い+売り)がある部分は順次整理
この3つを「月次の数字」で追いながら、
いきなりポジション半分にするのではなく、毎月少しずつ圧縮していく。
5-2. 投資信託の運用益を「将来の不労所得」に育てる
NISA(毎月10万円積立)の役割を明確に固定する。
- 役割:「10〜20年後にFXに頼らない生活を作るためのエンジン」
- 今やること:
- 積立を止めない
- 配分も大きくいじらない(オルカン+S&P+インド+新興国の構成は合理的)
年1回やるべきこと:
- NISAの評価額合計を確認
- 「評価額 × 3% ÷ 12」で、
今の資産が将来いくらの“毎月不労所得”に変換できるかを計算 - その金額をノートかシートに残す
これで、
「2025年11月時点では、将来の非FX不労所得はまだ◯円レベル」
というのを、毎年アップデートできる。
5-3. ブログでFX以外のキャッシュフローを作る
やることをタスクレベルで固定する。
- 目標:1年後にブログ・アフィリエイトから月3万円
- 方向性:
- 不労所得レポート(この記事のようなもの)を毎月1本
- FX・自動化・投資信託・生活の自動化の記事を月3〜4本
→ 合計 月4〜5本ペース
毎月のルーティン:
- 不労所得の数字を集計(この記事のような形)
- シートに
- 投信運用益
- FXスワップ
- 自動売買
を記録
- その数字をもとに「不労所得月次レポート記事」を1本書く
- 各レポートから、
- 実際に使っている口座やサービスの紹介記事へ内部リンク
- アフィリエイト案件への導線
を設置
これを1年続ければ、
FX以外から入るお金の比率が確実に上がっていく。
6. まとめ:2025年11月の不労所得日記
- 11月の不労所得合計:74,506.4円
- 投資信託の運用益:904円
- FXスワップ+自動売買:73,602.4円
- 金額面では
→ 「不労所得月7万円台」達成 - 構造面では
→ 「FX依存度98.8%・高レバ・高金利集中」という危険寄りの状態
11月は、
「不労所得の“今”の形とリスクを、数字ではっきり可視化できた月」
と割り切る。
ここをスタート地点として、
- FXの質を改善(レバレッジ・通貨集中の是正)
- NISA・投資信託を将来の不労所得エンジンとして育成
- ブログで非FXキャッシュフローを追加
この3つを、毎月数字で追いかけていく。
来月以降も、同じフォーマットで「不労所得日記」を積み上げていけば、
FXに頼り切りの7万円から、複数の柱で支える不労所得10万円へ、道筋が見えるようになる。


コメント